SSブログ

国際線にボディースキャナー設置。悪用はされないのか? [ニュース]

国土交通省は、国際線が運航されている国内の全空港に、

搭乗客の服を透視して航空機内への危険物の持ち込みを防ぐ「ボディースキャナー」を

2020年までに設置する方針を固めたそうです。

ボディースキャナーは、全身に微弱な電波を当て、衣服の下の危険物を見つける装置。

金属探知機に反応しない爆発物も検出でき、欧米を中心に広く普及しているが…悪用はされないのでしょうか?

AS20151027001106_commL.jpg

http://www.asahi.com/articles/ASHBW3GXQHBWUDCB00L.htmlより引用



体の線がくっきりと映し出されるものも…


国際テロの脅威の高まりを受けて、地方空港を含め、

対策の強化が必要と判断され、新年度から国が購入費用を補助し、

導入促進を図るのだとか。



ボディースキャナーは、搭乗者が箱形の機器に入り、

全身に弱い電波を数秒あてて衣服を透視して不審物を調べる。

爆発物や拳銃など不審物を確認すると、

モニターに体の形のイラストと不審物がある箇所が示される。

電波はミリ波と呼ばれ、携帯電話よりはるかに弱く、健康への影響はないとされる。

検査は10~20秒程度の短時間で済み、旅客の流れに影響がないことや、

高い効果が確認されているのだとか。


体のラインは映らず、データは1人ずつ検査が終わるたびに消去されるため、

プライバシーへの配慮も問題ないと判断した。」とされるが
10年に導入に向けて国土交通省が成田空港で試験をした際、

使われた機器に、体の線がくっきりと映し出されるものがあった。

参加した乗客3088人でアンケートに応じた9割が

プライバシーに「問題ない」と答えたが、

日本航空などには「ボディーラインがさらされるのが嫌」との声が寄せられた。


…特に女性は、ボディーラインであろうと、

透かして見られている」という気持ちが拭い去れないでしょう。

ボディーラインをチェックしている監視員がいるわけですから、

女性の場合は女性が見るようなシステムが欲しいですよね。

 
国内では、1台4000万~5000万円とされる高額な費用のため、

導入されていなかったが、イスラム過激派組織「イスラム国」によるテロが相次いだことを

受けて、ハイジャック防止策の強化などを目的に、国が導入を検討。

2020年東京五輪に向けたテロ対策の一つで、

「国際テロの脅威も高まり、五輪に向けて空港保安対策を強化する必要がある」

と主張。国は保安検査の見直しを進めているというが…



機器は改良が進み、体のラインが出ないものになったというが、

果たして本当にプライバシーが守られるものになるのか?

プライバシーなんてなくなってしまった昨今、

万全の対策を練ってほしいものです…。




nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。